令和最初の健康イベント! 5月の野外活動報告

遅くなりましたが、去る5月11日(土曜日)に開催した「神野山ウォーキングイベント」のリポートです。
去年は11月の世界糖尿病デーに関連して初めてウォーキングしました。
そんな理由はどうでも良いんだけれど今回は3月の腎臓デーに関連したイベントという位置づけです。
ともかく、みんなで故郷の山を歩くのは、とても爽やかなのです。

待ちに待ったこの日は快晴で、絶好のハイキング日和でした。
午後1時半に神野山映山紅第二駐車場に総勢40名が集合して、まずは準備体操。
参加者は、下は3歳から上は75歳まで、野村医院に通院する患者さんと野村医院のスタッフや関係者・ご家族の面々です。
午後2時、おそろいのビブスを纏って、鍋倉渓から頂上を目指しました。
今回は、”せんとくんのそっくりさん”も飛び入りで参加してくださいました。
彼女も山添村の元気印満点のひとです。

おそろいのビブスは、連帯感を高めてくれますね。日頃、あまり会話をしない患者さんや面識のない参加者同士が、なんとなく仲良くなって垣根を取り払ってくれます。
(せんとくんや、体調の都合で、着用できない人もありましたが)

休憩を取りながら、小一時間かけて頂上に全員が無事に到着。
GWには、神野山つつじ祭りが開催されていましたが、花はこの日の方がより満開だったのではないかと思うほど、全山つつじ盛り!

頂上から、360度の展望を楽しみ、疲れを癒してくれたのは、鈴鹿回生病院管理栄養士の皆さんが用意してくださったヘルシースイート!
野村医院の健康イベントなので、カロリーを制限したものを用意してくださいました。
とても好評で、参加者の方々からリクエストが多かったので、お許しを得てレシピを紹介します。

  ☆彡 黒豆入り蒸しパン
    10等分  黒豆3粒のせて65kcal
     黒豆(乾燥)     200g
     マービー粉末     120g
     ◎小麦粉       100g
     ◎ベーキングパウダー 3g
     ◎マービー粉末    30g
     卵Mサイズ      1個
     牛乳         50㏄
     水          30㏄
   【作り方】
    ① 圧力釜で黒豆を炊く。黒豆はさっと洗い、浸水後、そのまま火にかけ沸騰したらあくとりし、豆がひたひたになるくらいの水を足し、
      分量のマービー粉末を入れ、クッキングシートで落とし蓋をつくり、15分加圧する。
    ② ◎を合わせ、ふるいにかけておく。
    ③ ボウルに卵と牛乳を入れて、泡だて器でよく混ぜる。
    ④ ③に②を入れて、さらに混ぜ合わせる。

    ⑤ 耐熱容器に④を8分目まで入れ、黒豆を3粒のせ、蒸し器で15分ほど蒸す。竹串でさして、中身がついてこなければ出来上がり。

  ☆彡 片栗粉でお手軽に~抹茶わらび餅 きなこ添え~
    16切 2切で40kcal
     ◎水      250ml
     ◎片栗粉    50g
     ◎マービー粉末 40g
     ◎抹茶     16g
     ▲マービー粉末 16g
     ▲きな粉    8g
   【作り方】
    ① ◎を粉の塊がなくなるまでよく混ぜ、鍋に移す。
    ② ①を火にかけ透明感が出るまでヘラを使って混ぜ続ける。(透明感が出て粘度が増してきたらOK)
    ③ バットに②を映し、冷蔵庫で冷やし固める。
    ④ 等分に切り、▲をかけて完成。

    <参考>マービーの原料である還元麦芽糖は、でんぷんから作られる低カロリーの糖質。
        小腸でほとんど消化・吸収されないため、マービーは血糖値の上昇がほとんどありません。
        マービーは薬局などでも販売されています。
        今回のおやつのマービーは、砂糖に置き換えて作れますが、砂糖のほうが若干エネルギーが高くなります。

今回は忙しくて、山添紅茶を用意する暇がありませんでした。
ごめんなさい。

しっかり体調を整えて笑顔が戻ったら、記念撮影、パチリ!
展望台の上から撮影してもらいました。
今回も本稿の全写真は、奥谷博文氏撮影です。いつもありがとうございます。
日光がまぶしくて、笑顔が歪んじゃった人も~

午後4時、ゆっくり下山開始。
下山途中、みごとに整備されたお茶畑の中を通ります。
すでに茶摘みが始まっておりました。かぶせちゃの「被せ」作業を見ることもできました。今年は村内で遅霜被害が深刻と聞いておりますが、神野山の茶畑も例外ではありません。
素晴らしい茶畑にどれほど多くの先人たちがどれほどの熱意を傾けて手入れをしてきたのか、大変なご苦労があったことと思います。お茶摘みの時期、お茶農家の患者さんの体調は明らかに普段と異なるのです。お茶に関わる人たちの健康と、山添村のお茶産業の隆盛を祈念しながら山を下りました。

4時45分ころには、全員が無事に集合場所に戻ることができました。
全行程中背負っていたAEDを使わずに済んで、一安心!
今回も天候に恵まれ、そして、素晴らしい仲間に恵まれて、盛会のうちにウォーキングイベントを遂行できました。
助けてくださった関係者の皆様に、この場をお借りして感謝申し上げます。ありがとうございました。
大きな問題がなければ、11月にふたたびウォーキングしたいと思っておりますので、ぜひまた参加してください。

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