院長からごあいさつ

みなさん、こんにちは。
野村医院の野村信介です。
2018年春、私はふるさとの野村医院で本格的に診療を開始しました。

当院の診療科目は、①地域医療(G)と、②腎臓内科(腎)です。
現在、60歳です。医師になって既に36年目です。

60歳を過ぎて医院開業?って、驚かれたかもしれませんね。
第一の理由は、一世紀以上にわたる野村医院の地域診療を続けたいという気持ちです。
野村医院は、奈良県山添村に明治30年に曽祖父・野村千太郎が開設して以来120年にわたり、地域診療を担ってきました。7年前に父・和男が亡くなった後も、弟や友人たちが規模を縮小しながらも続けてくれていました。下に示しましたように、私は腎臓専門医として三重県で仕事を続けてきましたが、次第に故郷への郷愁断ちがたくなり、この齢になって引き継ぐ決心をしたのです。

近いうちに、このホームページにリンクして、山添村のすばらしさや古い旧診療所跡を紹介するページを開設しますのでご覧ください。私が医師として最後のキャリアをふるさとに注ぎたくなった理由が、多少なりともご理解いただけるかもしれません。

二つ目の理由は、①地域医療と②腎臓医療が両立できるという確信です。
腎臓医は数が少なくて基幹病院になくてはならない存在であり、専門性が高いために、若いころの私には地域医療との両立は考えられませんでした。しかし、昨今の高齢化社会や疾病頻度の変化によって、高血圧、糖尿病、心臓病、高脂血症、痛風、膠原病、それに、薬剤による障害などを診療の守備範囲にしている腎臓医こそが地域医療の担い手といえる時代になったのです。そのうえ、私は総合診療研修も修めたので(現代風にいうと「ドクターG」)、奈良県と三重県の県境にあるこの山添村で、私の経験や知識が役立ってくれるものと思うのです。
ホームページのタイトルやロゴマークを、「ドクターG&腎」としているのは、このような理由です。
下段および院長プロフィールに私の医師としてのキャリアを紹介しましたので、よかったら読んでください。

野村医院のモットーと医療方針

『親切で丁寧な医療を患者さんのために』

① 地域医療
「地域に求められる診療」が基本です。
特に高齢者と働き盛りの年齢層の慢性疾患診療に、自分の経験を最大限に活かしていきたいです。
ご不便をかけないように、夕刻診療と予約制を採用しました。
感染症や脳卒中、めまい、腹痛などの急性疾患にも対応します。
予防接種や検診、そして、往診、看取りもさせていただきます。

② 腎臓内科
透析や移植が必要な末期腎不全にならないためにどうしたら良いのか。
それを一緒に考えサポートするのが腎臓内科医としての私の役目です。
今まで培った自分の知識と経験を皆様に利用していただけたら幸いです。
すでに、村内はもとより伊賀市・名張市の患者さんも通院してくださっております。

参考:今までの医師としてのキャリアは三つの時期に大別できます。

ドクターG修行時代

24歳、1982年(昭和57年)大学卒業した後5年間、レジデント(住込み医師)として天理よろづ相談所病院で研修しました。総合内科医になるために総合研修に努めました。現代風にいうと『ドクターG』をめざしていた時期です。内科、小児科、外科はもちろんですが、麻酔科、皮膚科、産婦人科の研修も受けました。研修終了後には自分の実力を試そうと、米国ペンシルベニア大学の総合診療科でも診療研修しました。
1987年(昭和62年)、日本内科学会総合内科専門医資格を得ました(その後、五年ごとに更新し現在に至っています)。

ドクター腎として修業時代

30歳、専門分野として腎臓内科を選択しました。1987年(昭和62年)母校・川崎医科大学腎臓内科(大澤源吾教授)のもとで専門医になるための修業を始めました。
「腎臓病になりやすい体質」を生涯の研究のテーマとしました。川崎医科大学での修行中には、英国ロンドン大学ガイ病院で研究する機会にも恵まれました。
平成4年~8年にかけて、腎臓学会および透析学会の専門医・指導医資格を取得(現在まで資格更新中)、また、1997年(平成9年)に同学にて博士号(医学)を取得しました。

三重県で腎臓医として

42歳、三重大学医学部に赴任して、腎臓専門医として仕事を開始しました。ここからは、腎臓の指導者として仕事です。多くの仲間や若い先生方と腎臓病診療を県内で展開しました。三重大学医学部附属病院では、腎臓内科科長、透析部門の部長、病院教授などを務めさせていただきました。
54歳、鈴鹿回生病院腎臓センターに異動し、透析室を開設し、外来では慢性腎臓病の診療を積極的に行っていました。現在も、非常勤医師として外来診療を継続しています。

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