心休まるクリニックを目指して壁画を設置
皆さんに見てもらいたいものがあります。待合室の壁画です。
2012年夏、現代作家の中島麦さんが描いて下さったものです。
当時築40年の診療所の補修改築工事では、大事なメッセージをこの建物に込めたいと考えるようになりました。
いろいろ考えているうちに、東側の内壁がまるで大きいキャンパスのようだと気がつき、壁画こそが相応しいというアイデアが浮かびました。
現代美術に詳しい弟にお願いしたところ、中島麦さんを紹介していただき、とんとん拍子に話は進みました。
中島さんは山添村の山河や田畑・茶畑をいろいろ見て感じてくださり、「山添村そのものを描いて」という私の希望にみごとに応えてくださいました。
壁画のタイトルは、『百年の山河』
私たちの山添村に、野村医院が120年続いていることをも含めて、この絵画に込めてくださったと感謝しております。
いつも待合室は混雑してご迷惑をおかけしていますが、山添村の風景を表現した壁画に皆様が多少なりともお気持ちを和らげてくださいましたら本望です。