3月14日(木) 第二木曜日は、世界腎臓デー
◆三月になると、春の訪れとともに、私達腎臓医には忙しい期間となります。
世界腎臓デーが、国際腎臓学会や腎臓財団によって3月第二木曜日に制定され、世界中で慢性腎臓病の早期対応を促す啓発運動が繰り広げられます。
だから、市井の開業医とはいえドクターG&腎も、そぞろな気持ちになってくるのです。
◆ここに紹介した野村医院の今年の活動をフォローしていただけましたら、慢性腎臓病とはどんなものか、分かっていただけると思います。
生涯養生を要するこの病気を、しっかりサポートしたい私の想いが分かってもらえたら幸いです。
盛りだくさんですが、下記に、独自の活動を含めて、腎臓月間の活動を紹介します。
①2月24日(日曜日) 三重県民公開講座「小さな腎臓があなたを守る」にポスター参加。
三重県と三重CKD運営委員会、三重大学医学部などが連携して開催する全国でも有数の県民公開講座です。今年は松阪市で開催予定。
参加無料。
野村医院は、奈良県ではありますが、【伊賀・名張から最も近い腎臓専門医】として自己PRポスターで参加します。どうぞお訪ねくださいませ。
②2月25日発売 健康生活マガジン「けんいち」(健康一番)特集『慢性腎臓病』に、野村医院と野村院長の活動が詳しく取り上げられます。
詳しくは、ぜひ雑誌をお求めくださいませ。
雑誌の表紙、および、二つの記事の冒頭だけをここでは紹介させていただきます。
③3月2日(土曜日) 伊賀市愛宕町で銭湯よもやま講座にて、「慢性腎臓病と夜の尿の回数」について講演します。
伊賀市上野浴場組合主催、参加無料。
お問い合わせや、場所については、どうぞ下記のポスターをご覧ください。
④3月17日(日曜日) 野村医院オールドクリニックにて、落語健康寄席を開催します。
お招きしている桂文喬師匠は、かつてIgA腎症を患ったことがあり、現在も養生されているとお聞きしています。ご自身の経験を元にした創作落語もお持ちだそうですから、今回の寄席では、生活習慣を改めて考えさせられるお噺をしてくださることでしょう。また、もう一人の噺家・桂喬美さんは、元々ミヤコ蝶々さんのお弟子さん、今は落語家に転身された方です。
参加には、前売りチケットが必要です。一人2,000円(18歳以下、および、80歳以上は1,500円)。野村医院で取り扱っておりますので、どうぞ電話にて問い合わせください(☎0743-85-0439)。
⑤3月17日(日曜日) 奈良県の慢性腎臓病対策 公開講座「あなたの腎臓は大丈夫ですか?」応援。
昨春山添村にドクターG&腎として開業して最初の年なので、奈良県の活動にもっと参画したかったのですが、④の落語寄席と重なってしまいました。
奈良県立医科大学腎臓内科・鶴屋和彦教授が代表を務めていらっしゃる活動が浸透し、奈良県の慢性腎臓病対策が充実していくことを心から願っています。
その昔、①の三重県民公開講座の企画運営に携わっていたとき、活動の「広がり」とか「開業医の呼応」とか、そういうものを少しでも感じた時の喜びって、何物にも代えられないくらい嬉しいものでした。それほど、実は、こういう活動って、主催者側には「手ごたえ」がないんです。だから、私のような開業医が活動を支えなければならない立場だと思っています。
ひとつひとつ、出来ることから始めていきます。まずは、野村医院にいらっしゃる患者さんに下記のポスターを増刷して告知に努めたいと思っております。