初めて天理市・休日診療の当番を務めました。

初めての休日診療の日直

天理市休日診療所は、天理市メディカル・センターの二階にあります(画像はGoogle Mapより)。

3月10日・日曜日
野村医院を継承して、初めての天理市の休日診療の日直を務めました。
野村医院は30Kmも離れた山添村にあるのに、なぜ天理市?と思われるかもしれませんが、
当院は、もう何十年も前から天理地区医師会に属しています。

休祭日における一次救急は、天理医師会が中心となって、天理市立休日診療所にて行っています。
医師会員である開業医の私達は、順番で日直を務めます。
私は昨春開業したものの、今まで順番が回って来なかったのは、まだ慣れない開業から一年近くの猶予を下さった天理地区医師会の思し召しかもしれません。

初めてのこの日は、どうなることかと思っておりましたが、10時~16時の間に、約30名の患者さんがいらっしゃいました。
多くは、発熱、咳嗽、咽頭痛などの感染症状で来院され、インフルエンザ症に罹患している人が5名もありました。
二次・三次救急に送る必要がある患者さんは一人もいらっしゃいませんでした。
また、慣れた看護師さんが診療を手伝ってくださり、そのうえ薬剤師さんも施設内にいらっしゃるので、とてもスムースに診療ができました。
ありがとうございました。

日直すると、いろいろなことが見えてくる。

◆何人かの患者さんからは、診察の後で「先生はどちらのお医者さんですか?」と質問されました。
私は名刺を用意しなかったことを悔いました。普段は、野村医院を初めて受診された患者さんには、自己紹介のために名刺をお渡しすることにしているのです。
自施設ではない休日診療とはいえ、患者さんにとってみれば、どこの誰だか分からない医者に診てもらうのだから、医師から告知するのがエチケットというものです。
診察のとき名刺をお渡しするという方法は、在宅医療の指導を賜った石賀丈士先生(四日市)から学んだことです。
今回はしかたなく、メモ用紙に「山添村、野村医院、野村信介 0743-85-0439」と書いてお渡ししました。
次回から、ちゃんと準備を忘れないようにします。

◆開業以来、天理医師会の活動には、ほとんど参加しておりませんでした。なんと言っても距離が離れていますから。
この日初めて休日診療日直というデューティーを果たすことによって、ようやく天理医師会の一員になったのだなと感じることが出来ました。
まだまだ足りない私ですが、これからも研鑽に努めますので、どうかこれからもよろしくお願いいたします。

◆最後に、苦しい胸の想いを書きます。
天理市の休日診療に、山添村の患者さんがいらっしゃることはまずないと思います。遠すぎるからです。
私にとっては、山添村の一次救急の方が、天理市のそれよりも大事です。
野村医院が天理市医師会に属しているといっても、私は休日でも自宅にいる限り山添村の休日診療を担当している立場なのですから、できることなら山添村にいたいと思いました。
このあたり、とても心中複雑なものがありましたが、皆様にご理解いただけるでしょうか?

 

休日診療所の診察室

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