カレンダーに「の」の字を見つけた♬
患者さんのお部屋のカレンダーの「の」の字に気づいたのは、6月19日でした。
野村医院からの訪問診療日を忘れないために、患者さんが予定日として書き入れたもの。
「の」の字で「野村医院」♬ 嬉しいですね。
あ、第一・第三月曜日は、訪問リハビリだね、きっと。
こうやって待ってくださっているのを知って、嬉しいのと同時に、強い責任感を改めて感じました。
今年の始めに心不全で体調を崩すまでは、野村医院に、父の代から何十年も(大げさではなく)通院してくださっていました。
その後は、変動しやすい血圧や脈拍を含めて体調管理のために、私が月一回ご自宅に訪問させてもらっています。
「大丈夫! 心臓は元気になってる! 来月までお大事に」って、そう約束して患者さん宅を辞しました。
患者さんのご自宅でしか分からないことがある♬
◆ご自宅に訪問したら、外来診察室で診ていた時よりも、患者さんの性格や生活スタイルが、ずっと分かるようになります。
診察室でぼやいていた、「あの日の小言」の意味が理解できることもある。
ご自慢のお孫さんとも対面できることもあるし~~
だから、訪問診療は、忙しい時はとても疲れて辛いときもありますが、
私には、どちらか言って「清涼剤のような診察時間」みたいな存在です。
今年の夏は、さて、どうなることでしょう。
6月は、暑さと大雨のために、すでに何人も体調を崩されて心配しています。
酷暑を乗り切ってほしい。そのために、私も高齢者の自宅療養に、ずっと寄り添いたいと思っています。