壁画『百年の山河』がある診療所

壁画のある診療所

心休まるクリニックを目指して壁画を設置

皆さんに見てもらいたいものがあります。待合室の壁画です。
2012年夏、現代作家の中島麦さんが描いて下さったものです。
当時築40年の診療所の補修改築工事では、大事なメッセージをこの建物に込めたいと考えるようになりました。
いろいろ考えているうちに、東側の内壁がまるで大きいキャンパスのようだと気がつき、壁画こそが相応しいというアイデアが浮かびました。

現代美術に詳しい弟にお願いしたところ、中島麦さんを紹介していただき、とんとん拍子に話は進みました。
中島さんは山添村の山河や田畑・茶畑をいろいろ見て感じてくださり、「山添村そのものを描いて」という私の希望にみごとに応えてくださいました。

壁画のタイトルは、『百年の山河』

私たちの山添村に、野村医院が120年続いていることをも含めて、この絵画に込めてくださったと感謝しております。
いつも待合室は混雑してご迷惑をおかけしていますが、山添村の風景を表現した壁画に皆様が多少なりともお気持ちを和らげてくださいましたら本望です。

中島麦さんサイン 2012年8月とあります。

関連記事

  1. 透析医療の功罪①「腎死」という言葉の意味

  2. 臨床雑感 救急車を呼ぶ医師の気持ち。期待と反省

  3. ある孤独死とコミュニティハウス活動

  4. 野村医院の新しい診療システムが順調に開始

    予約制と夕刻診療を導入、そのスタートでした。

  5. コロナウィルスPCR検査2年と、感染患者さんのその後

  6. 2022年始の報告① こんな二刀流もあります!

最近の記事 おすすめ記事
  1. 登録されている記事はございません。