野村医院・健康イベント 二年ぶり! 毛原廃寺ハイキング

2022年(令和4年)5月14日、溢れんばかりの新緑の中を、患者さんやご家族とともに、ハイキングしてきました。
実に、二年半ぶりの、待ちに待った野村医院の健康イベントです。

2018年の開業以来、患者さんとの交流を深め、運動の大切さを知ってもらうために、このような行事を行っています。
行先は、いずれも村内(2回は神野山、1回は布目ダム周辺)。
コロナのために、全国のすべての行事が中止・延期に追い込まれたように、野村医院の健康イベントも二年間休止。

今回、ようやくコロナ禍が下火になり、再開することが出来たのです。

午後1時半、東豊ベースに集合して入念な準備体操。

画面にはないが、皆で平岩古墳の説明を聞いています(観光ガイドは、奥谷和夫氏)。

この日は、直前まで小雨がぱらつき、イベント決行が危ぶまれましたが、参加者の熱意が通じたのか、後半は空模様も好転しました。
患者さんとそのご家族、野村医院のスタッフやハイキングを安全に実施するために集まってくれたボランティア、
総勢40余名が、午後1時半に、山添村岩屋の東豊ベース(旧・東豊小学校)に集合し、
入念な準備体操の後、笠間川沿いの道を毛原に向かって歩きました。

前日から続いた雨のために濁流の笠間川(鐘ヶ淵付近)。

途中、平岩古墳や、鐘ヶ淵で小休憩を取りながら、無事に毛原廃寺(国指定史跡)に到着。
大きな礎石が、いくつも、草むらに横たわっています。
奈良時代に、畿内の東端の毛原の地に、唐招提寺や薬師寺と同規模のお寺が建立されていたのです。
そんな立派なお寺が、どうして、記録もなく、消え去ったのか。
毛原廃寺の謎は、今も解かれることなく、悠久の時が流れています。

1926年(大正15年)に、国史跡に指定。

金堂があったとされる地点(民家の庭の一部になっています)。観光ボランティアさんの説明に耳を傾けます。

このような礎石が、毛原地区内に、何十個も遺されています。

お楽しみは、管理栄養士の皆さんが用意して下さったシフォンケーキと大和高原紅茶の、ティータイム。

芭蕉にあやかり、拙い一句を詠みました。
「春の草 礎石は黙し 夢のあと」
おそまつでした・・・・

全員が無事に東横ベースまで歩き通して、午後4時過ぎに辿り着きました。
歩いたのは、4Km程度でしょうか。
川沿いの山道、田植えの済んだ田園風景、雨後の笠間川、毛原廃寺。
印象深い、ハイキングでした。

イベント実施のために、手伝って下さったスタッフとボランティアの皆様に深謝申し上げます。

廃寺礎石に腰かけて、ケーキと大和高原紅茶をちょうだいしました。

栄養士さんが用意してくれたケーキ、その①

栄養士さんが用意してくれたケーキ、その②

次回の健康イベントは、半年後の11月を予定しています。
良かったら、皆さんも参加してください。
お待ちしています。

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