2022年始の報告② 始めることもあれば、止めることもあり

令和3年12月  名張市立病院腎臓外来担当を止めました

令和3年12月23日をもちまして、長年続けさせていただきました名張市立病院腎臓内科外来を終えました。
病院の記録によると、平成12年(2000年)10月から21年2カ月務めたことになります。

先日の2022年始の報告①にもあるように、村会議員と野村医院の二足草鞋を履くことになると、
隔週の腎臓外来とはいえ、通院されている患者さんに迷惑をおかけしてしまう可能性が懸念されましたので、
それが腎臓外来を辞める大きな理由です。

長年、私を信用して通院下さってきた患者さんには、ご不便をおかけすることをお詫び申し上げます。

◆この21年間、どのような気持ちで外来を継続していたか、そんな気持ちや状況は、以前のブログ記事に書いておりますので、
良かったら読んでみてください。
ここまで、長期間にわたって私が名張市立病院腎臓外来を続けることが出来たのは、
名張市立病院の歴代院長をはじめ、多くのスタッフの皆様、
そして、当初私を派遣した三重大学医学部第一内科教室の歴代教授、さらに、鈴鹿回生病院の理事長・院長や腎臓内科の皆様のご理解と暖かい支援のおかでです。
この場を借りて御礼申し上げます。

名張市展入賞作(日本画の部)

市立病院1階の廊下には、その年の市展に入賞した絵画や写真が一年間展示されます。 毎週それらを鑑賞するのが、ひとつの楽しみでした。20年間に、気に入った作品をいくつかを譲っていただきました。購入した数点をここに紹介します。 これは、名張川の水面を流れる桜の花びらを描いた石谷淑子さんの日本画(部分)。

これからも腎臓医! 山添村で、腎臓の患者さんを診ていきます。

これで私が医師として医療する現場は、山添村・野村医院だけになります。
地域医療が主体となりますが、それでも、腎臓医の端くれとして、腎臓病にしっかり寄り添い診療を続けます。

古い記事ばかりになってきましたが、腎臓病に対する私の気持ちを、すこしずつブログ「ドクター腎のオピニオン」に紹介しています。
記事を読んで、相談がある人は、どうぞご遠慮なく、連絡ください。
診察ご希望でしたら、よろこんで拝見させていただきます。

名張市展入賞作(油絵の部)

これも、市立病院に飾られていた入賞作品。 ご病気を克服しリハビリ中に絵画に目覚めた田中美江さんの作品。

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