検診で指摘されやすい疾患
生活習慣病
・高血圧
・糖尿病
・高脂血症
・高尿酸血症と痛風
・肥満とメタボリック症候群
循環器疾患
・動脈硬化症
・不整脈(心房細動など)
・心臓弁膜症
・うっ血性心不全
・閉塞性動脈硬化症
腎臓疾患
・慢性腎臓病(CKD)
・ネフローゼ症候群
・慢性腎不全
・慢性糸球体腎炎
・糖尿病性腎症
肝胆道系疾患
・脂肪肝
・慢性肝炎(B型、C型)
・アルコール性肝障害
・肝硬変
・慢性膵炎
消化管疾患
・逆流性食道炎
・胃潰瘍・十二指腸潰瘍
・過敏性大腸炎
・虚血性大腸炎
・大腸憩室炎
呼吸器疾患
・肺気腫
・慢性気管支炎
・睡眠時無呼吸症候群
・気管支喘息
・肺線維症
血液疾患
・鉄欠乏性貧血
・多血症
・大球性貧血
・特発性血小板減少性紫斑病
・骨髄異形成症候群
神経疾患
・脳梗塞と脳出血、その後遺症
・脳動脈瘤
・パーキンソン病
・三叉神経痛と片頭痛
・帯状疱疹後遺症、神経痛
皮膚・骨格および自己免疫性疾患など
・リウマチや膠原病
・骨粗しょう症
・甲状腺機能異常(亢進症と低下症)
・血栓性静脈炎
・脊椎間狭窄症と椎間板ヘルニア
悪性腫瘍およびその他
・各臓器の癌
・悪性リンパ腫
・不眠症
・認知症
・水虫(白癬)
などです。
いずれも、養生や治療をおろそかにすると、健康寿命を短縮させ、老後の生活の質を極端に低下させる原因になる疾患ばかりです。
若いうちにも、これらの病魔に襲われ、体の自由を奪われてしまうこともあります。
住民健診も職場検診も、これらの病気を早期発見することを最大の目的にしています。
なのに、検診でこれらの疾病や前兆を指摘されていながら、なかなか治療を始めない人がいらっしゃいます。
症状がないからと言って、仕事を優先し自分の病気治療を後回しにしても、誰も喜ぶことはありません。
無理をして自分の健康を害してしまったら、元も子もありません。
薬を始めたら「一生止められない」と他人に言われて不安がって受診を躊躇している人もいらっしゃいます。
そんな安易な言葉で他人を不安がらせる人には、責任を取ってもらいたいと私は憤ります。
たしかにお薬を一生止められない場合もありますが、決して止められないことはありません。
それよりも、治療が遅れて、大変な合併症を起こしてしまうことを心配してほしいです。
野村医院では、これらの疾患の治療を積極的に行っています。
これらの多くが、実は腎臓病の発症や進行とも密接に関係しているから、なおさらです。